患者A様 脳梗塞発症 51才

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2014.05.20

ふくとみクリニックで実際、この脳卒中再生医療を行った患者様の実例をご紹介したいと思います。

 

患者様A 年齢51才


50歳の時に左内頚動脈閉塞による脳梗塞を発症。
右片麻痺及び意識障害を認めました。

その後脳浮腫が起こったため減圧開頭手術を行わざるを得ませんでした。

そのかいもあり脳浮腫が落ち着き、意識改善もみられましたが、

左脳梗塞及び右片麻痺が残ってしまいました。


リハビリも行い、発症後約1年で症状も落ち着きました。
しかしさらに症状を改善させる方法がないものかと、新しい治療方法を探していたところ、
当院の脳卒中再生医療を知り、この治療をお受けになられたのです。

 

1回の骨髄穿刺によって骨髄幹細胞を採取し、

これを培養することによって3回の骨髄幹細胞投与を行いました。

この3回の骨髄幹細胞投与の間、患者様の血色や表情が良くなり、

言葉がよく出るようになったことを覚えています。

 

そしてこの治療を行った結果、リハビリの進度もよくなり本人の身体の状態も良くなったとのことで、

2回目の脳卒中再生医療を受けることを希望されたのです。

 

2回目の骨髄穿刺を行い、骨髄幹細胞を培養し、さらに3回の骨髄幹細胞投与を行いました。
6回の合計で、骨髄幹細胞投与の総数は4億5000万個にも及びました。

 

この結果、驚くべきことに患者様の右肩と右膝が動くようになり、

ぶん回し歩行が足を回さずに歩行できるようになられました。

そしてお話しされる言葉も多くなり、

治療を行っているとき本人と奥様、医師、看護師を含めて

病室内は笑いで包まれることが多くなりました。

 

この症状改善の素晴らしさは脳卒中になられた方であれば十分わかっていただけると思います。

そして患者様本人も脳卒中後遺症が改善されていることに大変満足されていました。

ましてや奥様の感慨もひとしおであったと思います。

さらに症状改善を目の当たりにし、本人のモチベーションも上がり、

別人のようないい表情に変化されたことは言うまでもありません。

これからますます症状改善されることを期待しております。

「脳卒中再生医療」とは、
厚生労働省より再生医療等提供計画番号:PB5160002を取得している治療方法です。

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