細胞の安全性について④(無菌試験)

こんにちは!ふくとみクリニック培養士の萩原でございます。

今回のブログでは、患者様に投与する前に行っている安全性試験の項目の1つである

無菌試験に関して簡単にお話いたします(^^)

過去の培養士からのブログで、安全性試験の他の項目に関しても投稿していますので

是非、そちらのブログもご覧ください(‘ω’)

 

無菌試験は名前の通り、患者様に投与する細胞に細菌や微生物などの

菌が入っていないかを確認する試験です。

 

当院では、薬事法に基づき厚生労働大臣が制定する日本薬局方に従った試験を元に

特定の菌に反応する培地を用いて14日間以上培養する方法を行っております。

 

そのため、安全性試験の結果が出るのに日にちを要するので、

回収した細胞は一旦、液体窒素(-196℃)に入れて細胞凍結させます。

液体窒素中での細胞保存は、半永久的にできると言われており、

生存率を落とさずに元気な状態のまま生存期間を延長させることができます!

 

このように様々な検査を行って確実に安全性が確認でき、

最良の方法で凍結させた細胞を患者様に提供しています(^^)

何か分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください(*’’)

「脳卒中再生医療」とは、
厚生労働省より再生医療等提供計画番号:PB5160002を取得している治療方法です。

脳卒中でお困りの方へ_脳卒中再生医療ってご存知ですか?初めての方はこちら 漫画でわかる! 脳卒中「再生医療」 患者様実例集

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