第4回特定認定再生医療等委員会開催

現在、日本で再生医療を行うには「再生医療等の安全性の確保等に関する法律(平成25年法律第85号)」という法律に従わなければなりません。

 

この法律の規定により、再生医療を行っている病院施設は一年間に治療を行った件数を厚生労働省に報告する義務があります。

 

この法律に従いふくとみクリニックでは、

平成30年6月3日に大阪第一ホテルにて第4回医療法人大雅会特定認定再生医療等委員会(厚生労働省認定番号NA8150032)が開催されました。

 

当日は、10人の委員に参加いただき、この1年間(平成29年5月6日~平成30年5月5日)に25名の患者に脳卒中再生医療を行ったことを報告いたしました。その他、各患者の症状改善状態、年齢分布、男女比等の報告も行いました。

 

一年間行ったほとんど方が良好な治療結果になったこと、副作用が出た患者はいなかったことなどを報告させていただきました。

 

また、脳卒中再生医療とリハビリの関係性、今後のALS等適応疾患の拡大等について話し合われました。

 

リハビリに関しては、脳卒中再生医療とリハビリを並行して行う事によってより良い治療結果が出たことが報告させていただき、今後の本治療をより効果のあるものへしていくことで合意していただきました。

 

また昨今、ALS(筋萎縮性側索硬化症)やアルツハイマー、小児の低酸素脳症等についての問い合わせが多く、今後このような病気の患者様に対しても、この幹細胞治療(脳卒中再生医療)が行えるよう今後検討していくという話し合いが行われました。

 

詳し内容については後程報告を行いたいと思います。

「脳卒中再生医療」とは、
厚生労働省より再生医療等提供計画番号:PB5160002を取得している治療方法です。

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