スタッフブログ
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- 2026.07.06
脳卒中リハビリ①急性期とは?発症直後のリハビリが重要な理由
脳卒中リハビリシリーズ(全3回)
- ① 急性期:命を守り、寝たきりを防ぐ時期
- ② 回復期:集中的なリハビリで機能回復を目指す時期
- ③ 生活期(維持期):退院後の生活を維持し、自分らしい生活を続ける時期
※この記事では ①急性期 について解説します。
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)を発症した直後は、ご本人もご家族も「これからどうなるのだろう」「まだ安静にしていた方がいいのでは?」と、不安でいっぱいになることと思います。
実は、脳卒中のリハビリは発症後できるだけ早く始めることが重要とされています。早期にリハビリを開始することで、寝たきりによる筋力低下や関節の硬さ(廃用症候群)を防ぎ、その後の回復につなげることが期待できます。
今回は、脳卒中リハビリの最初のステージである「急性期」について、目的や実際に行われるリハビリの内容を分かりやすくご紹介します。
急性期とは?
急性期とは、脳卒中を発症してからおおよそ2週間〜1か月までの時期を指します。この時期は、脳神経外科や神経内科などの急性期病院で、命を守るための治療と並行してリハビリを進めていきます。
| 期間の目安 | 発症~2週間(長くても1か月) |
| 主な場所 | 急性期病院(脳神経外科・神経内科etc.) |
| リハビリの目的 | 寝たきりの予防・全身状態の改善・早期離床 |
なぜ発症直後からリハビリを始めるの?
「倒れたばかりなのに、もうリハビリをするの?」と驚かれる方も少なくありません。
しかし、発症後24~48時間以内を目安に、医師が安全と判断すればリハビリを開始します。
その理由は、長期間ベッドで過ごすことで筋力が低下したり、関節が固くなったりする「廃用症候群」を防ぐためです。
脳そのものの回復だけでなく、身体全体の機能を維持することが、その後の回復を大きく左右します。
急性期にはどんなリハビリをするの?
急性期では、激しい運動をするわけではありません。
患者さんの状態に合わせて、
- ベッド上で手足を動かす運動
- ベッドに座る練習
- 車椅子へ移る練習
- 立ち上がりや歩行の準備
など、基本的な動作から少しずつ進めていきます。
一人ひとりの体調や症状を確認しながら、安全を最優先にリハビリを進めることが大切です。
まとめ
急性期は、「命を守る治療」と「身体機能を守るリハビリ」を同時に進める、とても重要な時期です。
発症直後から適切なリハビリを始めることは、その後の生活を大きく左右する第一歩となります。
次回は、本格的な機能回復を目指す「回復期」についてご紹介します。
- なぜ「リハビリの黄金期」と呼ばれるのか
- どのようなリハビリを行うのか
- 入院期間はどれくらいなのか
などを、患者さんやご家族にも分かりやすく解説します。
ブログ著者

認定理学療法士認定証
脳卒中リハビリテーションセンター
山本 義隆
理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳卒中リハビリテーションセンターの山本です。
「もっと動けるようになりたい」「出来るようになりたい」そんなお困りや不安を感じられている方の手助けができるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリテーションを行っております。
患者さま一人ひとりに合わせた最適なリハビリを提供し、「やってよかった」と感じていただけるよう取り組んでまいります。リハビリテーションをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
