スタッフブログ

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  • 2026.07.16

私はどれを使える?医療・介護・自費リハビリの特徴と選び方

これまでのシリーズでは、「急性期」「回復期」「生活期(維持期)」と、脳卒中リハビリの流れについてご紹介してきました。

退院後、患者さんやご家族からよくいただく質問があります。

「退院したらリハビリは終わるの?」
「病院のリハビリと介護保険のリハビリは何が違うの?」

病院勤務時代にも、このようなご相談を数多く受けてきました。

脳卒中のリハビリは退院後も続きます。

しかし、退院すると利用できる制度やリハビリの目的が変わるため、「どの制度を利用すればよいのか分からない」という方も少なくありません。

今回は、退院後に利用できる「医療保険」「介護保険」「自費リハビリ」の役割について分かりやすく解説します。

脳卒中後のリハビリには3つの選択肢があります

① 医療保険リハビリ

脳卒中、発症直後から退院まで受けるリハビリです。

医師の指示のもと、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などが連携し、

  • 身体機能の改善
  • 日常生活動作(ADL)の向上
  • 自宅退院

を目標に集中的なリハビリを行います。

② 介護保険リハビリ

退院後、多くの方が利用する制度です。

デイケア(通所リハビリ)や訪問リハビリを利用しながら、

  • 身体機能の維持
  • 自宅生活の継続
  • 転倒予防

などを目的としてリハビリを行います。

③ 自費リハビリ(保険外リハビリ)

「もっとスムーズに歩けるようになりたい」「麻痺を少しでも改善したい」「仕事や趣味に復帰したい」といった、より高い目標を持つ方が選ぶのが自費リハビリ(保険外リハビリ)です。

公的な保険制度のような「期限(日数制限)」や「回数の制限」がないため、一人ひとりの目標に合わせた退院後のリハビリの選択肢にお悩みの方が、リハビリを受けることができます。

保険リハビリが終わってだけでなく、制度の範囲内で保険リハビリと併用することも可能です。

ひと目でわかる!保険リハビリと自費リハビリの違い

比較項目保険リハビリ(医療・介護)自費リハビリ
費用1〜3割負担全額自己負担
利用期間制度による制限あり制限なし
時間20〜40分程度60〜120分など
目的日常生活動作の維持・改善個人の目標達成

※医療保険・介護保険ともに施設によって内容は異なります。

大切なのは「制度」ではなく「目的」

「医療保険が良い」「介護保険が良い」ということではありません。

それぞれ役割が違います。

急性期・回復期は身体機能の改善を目的とし、退院後は生活を維持することが中心になります。

そして、より高い目標を目指したい場合には、自費リハビリという選択肢もあります。

ご自身の状態や目標に合わせて制度を選ぶことが大切です。

まとめ

脳卒中後のリハビリには、

  • 医療保険
  • 介護保険
  • 自費リハビリ

という3つの制度があります。

それぞれ役割が異なるため、ご自身の目標や生活に合わせて選択することが大切です。

次回は、「どんな人が自費リハビリに向いているのか?」をテーマに、自費リハビリの特徴やメリットについて詳しくご紹介します。

ブログ著者

  • 認定理学療法士認定証

脳卒中リハビリテーションセンター

山本 義隆

理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)

脳卒中リハビリテーションセンターの山本です。
「もっと動けるようになりたい」「出来るようになりたい」そんなお困りや不安を感じられている方の手助けができるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリテーションを行っております。
患者さま一人ひとりに合わせた最適なリハビリを提供し、「やってよかった」と感じていただけるよう取り組んでまいります。リハビリテーションをご希望の方はお気軽にご連絡ください。

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