2023.05.26
こんにちは、受付の麓でございます。
今回は、脳卒中再生医療を受けられた患者様の症例をご紹介させて頂きます。
62歳女性 《脳梗塞》
ラクナ梗塞を発症されてからご家族様の行動が早く当院へ相談に来られたのは、
なんとその1週間後でした。
当初はまだ、現在ほど脳卒中再生医療が広く知られていない中、インターネットで当院を見つけご連絡をして下さいました。
さらに、当時ふくとみクリニックでは再生医療のご案内は1ヶ月待ちでしたが運よく近日の予約変更があり、すぐにご案内する事ができました。
その甲斐あり、当院でもそれまでにはない異例の速さで治療開始となりました。
患者様の初診時は、車椅子で来院され呂律も回らず、受け答えもはっきりと出来兼ねる状況で
足は少し動くものの、右手はほとんど動かない状態でした。
発症より1ヶ月半後に 1回目の骨髄幹細胞を投与
直後より効果を実感され、3日目くらいからよく歩けるようになり
2回目の骨髄幹細胞投与で来院した際には、杖なしで歩行が可能となり、頭痛もなくなったとご本人様の証言があり、しっかりお話もできるようになられていました。
その後も回復し続け、車の運転や、包丁を使って料理をすることも出来るようになり、治療前右手の握力は4キロ程度だったのが、1年後には、20キロ2年後には25キロまで回復されました。
治療からしばらく経ってから趣味であったテディベアを作ることも出来るようになり、出来上がったかわいいテディベアをふくとみクリニックへプレゼントしていただきました。
今も、そのかわいいテディベアは診察室で皆さまと一緒にお話を聞いてくれています♪
勿論、リハビリをとても頑張られた結果は大いにあるかと思いますが、辛い頭痛の軽減や、歩く感覚が明らかに変わった等、再生医療の効果をしっかりと実感されたことも、リハビリを頑張れる要因の一つになりリハビリ効果に拍車をかけられた事と思います。