院長自身が脳卒中再生医療を行いました③

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2021.02.04

こんにちは。受付の蒲田です。

2021年が明けてあっという間に1ヶ月が経ちましたね。

前回の更新から少し間があいてしまいましたが、また頑張って更新していきますのでよろしくお願いします。

 

 

前回「院長自身が脳卒中再生医療を行いました②」では、20203月に行った細胞投与前後の院長の様子を報告しました。

本日は、続けて20207月に行った3回目の脳卒中再生医療の経過について書いていきたいと思います。

 

 

まずは3月に細胞投与する前と7月に細胞投与する前の違いについてまとめました。

(※前回行った脳卒中再生医療は7年前)

 

3月の細胞投与前〉

・小脳梗塞を発症して7年が経過している

・日常生活にそれほど支障はないが、上を向くと目が回る

(店で上の棚を見ること・美容院のシャンプー台・電球交換等できない)

 

7月の細胞投与前〉

・上を向く事ができるようになった

・それ以降毎日、リハビリを兼ねて上を向いているが1度も目が回っていない

 

 

そして202079日に細胞投与を行いました。

今回は投与直後から変わった様子もなく、それから数日経っても前回程の変化を感じないまま過ごしていました。

大きな変化はありませんでしたが、3月に月を見ることができてから、毎日月を見たり、上を向いたりと訓練を続けていた甲斐もあり、上を向く事が安定してきた実感はあるとの事でした。

 

 

しかし、変化をあまり感じられなかった7月の細胞投与から数週間後、休日息子さんにラグビーを教えていた時に院長自身驚く出来事が起こりました。

 

 

実は院長は大学時代ラガーマンで、勉強と同じくらいラグビーに熱中していたそうです。

 (余談ですが、トップリーグの試合は毎年観戦していて、2年前のワールドカップの際も

 日本戦はもちろん日本以外の試合でも何度も観戦に行っていました(笑))

そんなラグビーが大好きな院長ですが、脳梗塞で倒れて以降、自身がプレーすることが難しくなりました。(タックル等で倒れると目が回ってしまうそうです)

 

 

その日院長は息子さんにタックルを教えていました。

身振り手振りで教える中でつい指導に熱が入り『思いっきりぶつかってこい!』と叫んでいました。

その瞬間、息子さんのいいタックルが決まりそのままその場へ倒れ込みました。

 

今までなら目が回り数秒動けずにいましたが、その時はすぐに起き上がる事ができたそうです。

本人もラグビーをできなくなっていることを忘れてしまう程自然な出来事で

「あれ?今日目回らんかった!」とラグビーの練習が終わった後で驚いたそうです。

 

もちろん以前のようにプレーすることは難しいようですが、

できなくなっていた事ができるようになることを院長が身を持って実感した出来事でした。

「脳卒中再生医療」とは、
厚生労働省より再生医療等提供計画番号:PB5160002を取得している治療方法です。

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