2021.02.12
こんにちは。ふくとみクリニック受付の麓(ふもと)でございます。
これまで脳卒中再生医療を受けられた沢山の患者様より
治療を受けられて変化が見られた時の感想や後遺症のこと、
また趣味や人生経験について、遠方の方からは四季折々お住まい近くの状況等々・・・
色々なお話を聞かせて頂きました。
その中でも特に心に残ったエピソードや患者様の声をお届けしていきたいと思います。
ある日・・・当院で5年前に治療を受けられた患者ご家族様より一通のメールが届きました。
今回は、その患者様についてご紹介させて頂きます。
その方は、ホームページでも症例紹介をさせて頂いておりますが、(https://www.apoplexy.jp/report/01/)
脳卒中再生医療を始める頃は、脳出血発症から約2年経過しており、
立ち上がることもままならない状態で、この状態からは変わらず車椅子生活を余儀なくされ、
主治医からも「この先一生靴を履くことはないでしょう」と言われたそうです。
それが、治療後1年が経つ頃には、コの字型歩行器で歩行練習が可能なまでに回復され、
その後も何度か検診に来られる毎に驚きの回復ぶりを披露してくれていました。
そして最後の検診に来られてから1年と数ヶ月・・・
現在の状況をご連絡してきてくれたのです。
そこには、杖にはほとんど頼らずしっかりと歩かれている患者様の後ろ姿でした。
海外で、ご自身の体験談をスピーチされた時の動画を送ってくれたのです。
初診時は、高次脳機能障害があり来院時も口数が少なく、記憶力も低下しており、
物忘れが多いとご家族様の証言があった患者様が、歩く事だけではなく、
大勢の人前で、ゆっくりと英語でスピーチをされているお姿には、とても感激しました。
その動画の背景に見える患者様の頑張りはもちろん、ご家族様の愛情あふれる支えが、
とても愛おしくとても胸が熱くなりました。
最後に患者ご家族様より・・・
「クリニックで受けた再生治療のすばらしさは何らかの形で皆さんに伝えられたらと
いつも思っています。先生のクリニックに来院される患者さんたちが私たちのように
希望をもって毎日を過ごせることを祈っています。」
と、私たちスタッフにも心強い励ましのお言葉を頂きました。
また、ご協力いただける患者様のお言葉や近況のご連絡がありましたら、
ご紹介させて頂きます。
~for your smile~