vol.13 脳卒中再生医療を行ったA.Iさんの効果②

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2014.06.06

ふくとみクリニック院長の福富です。

今日は、前回お話しした脳梗塞になられた患者様の
治療の続きについてお話ししたいと思います。

このA.Iさんはふくとみクリニックで、
骨髄穿刺を行いました。
骨髄穿刺というのは腸骨、いわゆる骨盤の骨に針をついて骨の中にある
骨髄を取り出します。

この取り出した骨髄の中から「
骨髄幹細胞」を分離して取り出し、培養を行いました。

培養を行って
数万倍に増やした骨髄幹細胞3回に分けて点滴によって血管内に投与して体に戻すといった治療を行いました。

この3回の骨髄幹細胞の間に、患者様が
どのような変があったかというと。

血色がよくなった。(顔色がよくなった)
表情が良くなった
③しゃべり辛かった
言葉がスムーズに出てくるようになった。

といった
変化が見られました。

そして患者様ご本人は、この治療と並行してリハビリも続けて行っておられましたが、
リハビリも順調に進んでいき、身体の調子もどんどん良くなったと大変喜ばれています。

そして、この
治療の結果を患者さんご本人が実感したので、さらにもっと効果を出したいということで2回目の脳卒中再生医療を希望され、当院で2回目の脳卒中再生医療を行いました。

この続きは次回にお話ししたいと思います。

「脳卒中再生医療」とは、
厚生労働省より再生医療等提供計画番号:PB5160002を取得している治療方法です。

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