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2014.06.06
ふくとみクリニック院長の福富です。
今日は、前回お話しした脳梗塞になられた患者様の治療の続きについてお話ししたいと思います。
このA.Iさんはふくとみクリニックで、骨髄穿刺を行いました。
骨髄穿刺というのは腸骨、いわゆる骨盤の骨に針をついて骨の中にある骨髄を取り出します。
この取り出した骨髄の中から「骨髄幹細胞」を分離して取り出し、培養を行いました。
培養を行って数万倍に増やした骨髄幹細胞を3回に分けて点滴によって血管内に投与して体に戻すといった治療を行いました。
この3回の骨髄幹細胞の間に、患者様がどのような変化があったかというと。
①血色がよくなった。(顔色がよくなった)
②表情が良くなった
③しゃべり辛かった言葉がスムーズに出てくるようになった。
といった変化が見られました。
そして患者様ご本人は、この治療と並行してリハビリも続けて行っておられましたが、リハビリも順調に進んでいき、身体の調子もどんどん良くなったと大変喜ばれています。
そして、この治療の結果を患者さんご本人が実感したので、さらにもっと効果を出したいということで2回目の脳卒中再生医療を希望され、当院で2回目の脳卒中再生医療を行いました。
この続きは次回にお話ししたいと思います。