

脳卒中再生医療に
理想的な環境のもと、
患者さま一人一人に寄り添って
「フルオーダーメイド」の治療と
リハビリを行います。
当センターの脳卒中再生医療は、ご自身の骨髄幹細胞を採取して培養、点滴投与することで、脳卒中で傷んだ神経や血管を修復・再生させる治療です。リハビリとの並行治療で後遺症の改善、再発予防が可能になり、その効果は多くの患者さまの症例で明らかです。私も脳梗塞で倒れ、この治療のおかげで仕事復帰できました。

最近は脳卒中再生医療を掲げる病院も増えていますが、当センターの大きな特徴は、患者さま一人一人に寄り添う「フルオーダーメイド」という点にあります。
私の医療方針、「あるべきものを、あるべきところへ戻す」という考えのもと、「本人のものを用いて良質の骨髄幹細胞を培養すること」にこだわり、培養に必要な幹細胞や血清はすべて患者さま本人のものを使って行う個別治療になります。脳卒中再生医療に重要なリハビリに関しては、「一人一人に合わせた個別指導」で、治療や検診と一緒に、私が直接リハビリ指導を行います。
このようなフルオーダーメイドには、多くの患者を受け入れられないというデメリットがあります。年間の患者数は限られ、脳卒中再生医療を開始した2012年から現在までの患者数は200名ほど。ときには3カ月待ちというご不便をおかけしたこともありました。
この状況を打開し、より良い環境で医療を提供するために、2025年6月、大阪医療大学の構内に移転しました。細胞培養室の大幅な拡張で、最新設備導入や培養士の増員ができ、より多くの患者さまの治療が可能に。リハビリテーション室も新設し、リハビリの個別指導も行いやすくなりました。
また、将来の看護師や理学療法士が学ぶ大学内で医療を行うことは、脳卒中再生医療の理解者を増やすことにつながり、卒業後に全国各地の現場で脳卒中の後遺症に悩む方々に広めてもらえることも夢ではないと思っています。
環境が整った今、課題は後継者育成です。全国の治療を希望される方すべてに、円滑に医療を提供するために、私と同じ志をもつ医師を育てることを、次の目標に掲げています。

幾多の困難、大きな岐路に立つたび、患者さまが不利益を被らないことを何より大切にして、「この治療を受けて良かった」と思っていただけるよう、スタッフとともに続けてまいりました。今後も、脳卒中の後遺症や再発の不安に苦しむ多くの方々が、前向きに人生を歩み、笑顔で生活していただけるよう一層精進してまいります。
医療法人大雅会
ふくとみクリニック 理事長 福富康夫
