脳卒中再生医療の流れと治療費
診療の流れ(約16ヶ月)
約4ヶ月の治療期間
通常3週間ほどの間隔で合計3回の幹細胞投与(点滴)治療を行い、同時にリハビリ個別指導を行います。
1年の検診期間
フォローアップ検診期間では、3回の検診で回復の経過を確認し、同時にリハビリ個別指導を行います。
脳卒中再生医療の流れの詳細
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診察・カウンセリング
約1~2時間程度、医師による診察及びカウンセリングを行います。
効果的な治療を始めるために、診療情報提供書等の脳の損傷部位、原因、症状及び今まで受けられた治療内容が分かる資料・発症時からのMRIやCT等の画像データ・お薬手帳をお持ちください。
この治療が患者さまに適したものであるかを判断しお伝えします。
カウンセリングを重視しています。
治療は患者そして医師が納得して行うものであり、カウンセリングを重視しています。カウンセリングでは患者さまの状態を十分把握し、脳卒中再生医療を行う目的・安全性・リスクそして効果について丁寧にご説明します。また、この治療を行うに当たっての考え方や治療後の生活の進め方、治療のメリット、デメリットを納得いくまでお話しします。
3
採血(血液検査・血清用採血)
現在の患者様の状態が治療可能か確認するために、血液検査を行います。
幹細胞の培養に必要な血清をつくるための採血も行います。
2週間後
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骨髄液の採取/幹細胞の培養及び検査
ベッドにうつ伏せになり、局所麻酔を使って痛みをなくし、骨髄穿刺針を用いて、腸骨から骨髄液を採取します。基本的に入院の必要はありません。
採取された骨髄液から骨髄幹細胞を抽出。骨髄幹細胞の培養は、当センター内の培養室で厳格な品質管理のもとで行われます。安全性検査として、培養した細胞について無菌試験、マイコプラズマ試験、エンドトキシン試験を行います。
6週間後
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1回目の骨髄幹細胞投与と、1回目のリハビリ個別指導
培養で増殖させた骨髄幹細胞を、腕の静脈から点滴により体内に投与します。
その後、院長による、一人一人の状態に合わせた内容のリハビリ個別指導を行います。
3週間後
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2回目の骨髄幹細胞投与と、2回目のリハビリ個別指導
骨髄幹細胞を、腕の静脈から点滴により体内に投与します。
その後、院長による、回復の状態に合わせた内容のリハビリ個別指導を受けます。
3週間後
7
3回目の骨髄幹細胞投与と、3回目のリハビリ個別指導
骨髄幹細胞を、腕の静脈から点滴により体内に投与します。
その後、院長による、回復の状態に合わせた内容のリハビリ個別指導を受けます。
3ヶ月後
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第1回フォローアップ検診と、4回目のリハビリ個別指導
検診では問診のほか、脳卒中の機能障害の程度や症状を評価する検査、日常生活の動作などに関する検査を行います。(SAISテスト/QOLテスト)
患者様の現在の状態を確認し、前回の課題リハビリの実施状況を評価します。適切に取り組めているかを確認し、回復の状態に合わせて今後のリハビリ方針を調整し個別指導を行います。
3ヶ月後
9
第2回フォローアップ検診と、5回目のリハビリ個別指導
検診では問診のほか、脳卒中の機能障害の程度や症状を評価する検査、日常生活の動作などに関する検査を行い、患者さまの状態を確認します。
検診後、院長による、回復の状態に合わせた内容のリハビリ個別指導を受けます。
6ヶ月後
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第3回フォローアップ検診と、6回目のリハビリ個別指導
検診では問診のほか、脳卒中の機能障害の程度や症状を評価する検査、日常生活の動作などに関する検査を行い、患者さまの状態を確認します。
検診後、院長による、回復の状態に合わせた内容のリハビリ個別指導を受けます。
治療費
内容 | 費用 |
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診察・カウンセリング | 11,000円 (税込) |
血液検査 ・一般検査:末梢血液一般/末梢血液像/AST(GOT)/ALT(GPT)/LDH/γ-GTP/総ビリルビン /総コレステロール/中性脂肪/CPK/ナトリウム/カリウム/クロール/尿素窒素/尿酸/クレアチニン/総蛋白/アルブミン(A/G比)/グルコース/血清鉄/不飽和鉄結合能 ・感染症検査:HIV抗原・抗体/RPR定性/TPHA定性/HBs抗原定性/HCV抗体(CLIA) ・凝固検査:PT/APTT/フィブリノーゲン ・血液型:ABO式血液型/RH(D)式血液型 |
22,000円 (税込) |
脳卒中再生医療 ※約16ヶ月の治療・検診・リハビリの費用すべて含んでいます。[骨髄穿刺(骨髄採取)・血清用採血・骨髄幹細胞培養及び安全性検査・骨髄幹細胞注入(点滴) 3回・検診3回・処方薬・リハビリ個別指導6回] |
4,730,000円 (税込) |
脳卒中再生医療は医療保険の対象外となり、自由診療(自費治療・保険外診療)になります。