症例紹介

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意思を表現できない状態から、発声可能な状態までに回復

H.M様44歳男性

2016年7月より脳卒中再生医療開始

治療内容と経過

初診時は気管切開があり車いすにて来院。ほぼ手足を動かすことが難しく、座っている状態でも体が傾いていく状態でした。リハビリ病院では患者には意識がないと判断されていらっしゃいました。しかし診察してみたところ、ご家族とは目でコミュニケーションをとっているが意思を表現できない状態であると判断しました。

1回目投与し、2回目投与の来院時には、以前より表情や反応が良くなっており、質問に反応できるまで回復。スプーンで少量のお水を飲めるようになりました。

3回目投与後約1か月すると、手足の動きがよくなり右手で物を指し示すように。首を縦にうなずいたり横に振ったりして意思表示もしっかりするようになりました。SIASテスト(身体状況のテスト)でも格段の向上がみられました。

治療開始から8ヵ月後には、プリンやゼリーを食べるようになり、反応もしっかりし、顔つきもしっかりしてこられました。「あ」と発声できるまで改善されました。

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