症例紹介

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発症から5か月、再生医療で広がり始めた日常 ─ 将棋を再開し、右手でリンゴの皮をむく日まで

患者さま情報:F様 50代 男性 脳梗塞(アテローム血栓性梗塞) 発症から5か月後より治療開始 埼玉県

イントロダクション

発症後、長距離は車いす、短距離は杖と装具で移動していたF様。再生医療後、足が上がりやすくなり、話し方が変わり、長年の趣味だった将棋を再開されました。麻痺側の右手でリンゴの皮むきに挑戦するまでになっています。

治療前の状態

来院時、F様は脳梗塞を発症してから5か月が経過した56歳でした。
右半身に麻痺が残り、長距離の移動には車いす、短距離では杖と装具を使用されていました。発症後は麻痺側の右手を使うことを無意識に避けており、趣味だった将棋も、指先を使う作業も、遠ざかっていました。

治療の経過と変化

投与後、F様には3つの大きな変化が現れました。

① 足が上がりやすくなり、歩行が軽くなった

  • 歩くたびに感じていた「足の重さ」が和らぎ、一歩一歩が楽になっていきました。

② 手の可動域が広がり、日常動作がスムーズになった

  • 右手の動きが回復し、これまで避けていた麻痺側での作業に積極的に取り組めるようになりました。麻痺側の右手でリンゴの皮むきに挑戦されたのも、この変化があってのことです。
  • 足がしっかり上がるようになった
  • 左手足の感覚がより明確にわかるようになった
  • 「歩ける自信がついた」と表情が明るくなった

③ 話し方の変化を最も実感

ご本人が3つの変化の中で最も驚かれたのが、言葉の変化でした。

  • 言葉の詰まりが減り、声量が大きくなった
  • はっきりと、スムーズに話せるようになった
  • 自分の声を動画で録画し、話し方の変化を自分で確認するほどになった

「自分でも信じられない」──そう話されるほど、この変化はF様にとって予想を超えるものでした。

そして──

  • 長年の趣味だった将棋を再開。指先を使い、集中力を要する活動にも取り組めるようになりました。

発症から5か月という比較的早い段階での治療開始が、身体とリハビリの相乗効果を最大化しました。「できる」という手応えが積み重なることで、麻痺側の手を使うことへの意識も変わり、日常の幅が着実に広がっています。

福富康夫院長より

再生医療による改善が、「前に進む力」を後押ししました。
F様は、再生医療によって身体の動かしやすさが高まったことで、リハビリへの意欲がさらに強くなったとおっしゃっています。小さな変化の積み重ねが、生活の幅を広げていく。そのサイクルが、着実に後遺症の改善へとつながっています。
「できる喜び」がさらに増えていくことを、楽しみにしています。

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