症例紹介

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歩ける自信が戻った。そして、好きな海へ再び向かえるようになった。

患者さま情報:Y様 60代 男性 脳出血(右被殻出血) 発症から1年7か月後より治療開始 愛媛県

イントロダクション

長距離の移動には車いすが必要だったY様が、今では車を自分で運転し、好きだった海やお寺巡りに出かけられています。「また行きたい場所に、自分の足で向かえるようになった」──その実感が、生活を大きく前向きに変えました。

治療前の状態

来院時、Y様は発症から1年7か月が経過していました。
長距離の移動では車いすを使用し、短下肢装具と四点杖での歩行が可能な状態でした。左半身の感覚が鈍く、左足はいつも冷たく感じられていました。
好きだった海やお寺巡り、旅行。発症後はそのどれも、以前のように楽しめない日々が続いていました。

治療の経過と変化

3回の投与を通じて、変化は段階的に、そして着実に積み重なっていきました。

1回目の投与後

  • 感覚が戻る「最初の手応え」を実感

2回目の投与後

  • 歩行時の片寄りが改善し、まっすぐ歩けるようになった
  • 足がしっかり上がるようになった
  • 左手足の感覚がより明確にわかるようになった
  • 「歩ける自信がついた」と表情が明るくなった

3回目の投与後

  • 姿勢が良くなり、歩行がよりしっかりしてきた
  • いつも冷たかった左足が、温かく感じられるようになった
  • 左上腕をつまむと感覚がわかるほど、感覚の改善が進んだ

現在

  • 車の運転を問題なく行えるようになった
  • 好きだった海・お寺巡り・旅行に、積極的に出かけられるようになった

3回の投与を重ねるごとに変化が積み上がり、最終的に「行きたい場所へ、自分で行ける」という生活の質の回復へとつながりました。数値的な機能改善だけでなく、生活そのものが前向きに変わった事例です。

福富康夫院長より

本症例は、再生医療と日々のリハビリが相乗的に働くことで、歩行機能・姿勢・感覚といった多方面の改善が得られ、生活の質が大きく向上した一例です。
「好きな場所へ行ける生活」を取り戻したY様の姿は、自身も脳梗塞を経験した私にとっても、心からうれしいものです。そして、同じように悩まれている方にとって、大きな励みになるでしょう。

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