こんにちは!
脳卒中再生医療センター培養士の渡邉です。
今回のブログでは、「日焼けをすると、なぜ皮がむけるのか?」について、細胞培養士の視点からお話しします。
日焼けをした数日後に皮がポロポロとむけた経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、この現象は体が傷ついた皮膚を修復している証拠なのです。
日焼けで皮がむける原因は?
日焼けの原因である紫外線(UV)は、皮膚の細胞まで届き、細胞のDNAにダメージを与えます。
ダメージを受けた細胞は正常な働きができなくなり、体はまず修復を試みます。
しかし、修復が難しいほど傷ついた細胞は、そのまま残さずに排除する仕組みが備わっています。
なぜ皮がむけるの?
修復できなかった細胞は、やがて古い角質となって皮膚の表面から自然に剥がれ落ちます。
その一方で、皮膚の奥では新しい細胞が作られ、健康な皮膚へと生まれ変わっています。
つまり、皮がむけるのは「古い細胞を取り除き、新しい細胞へ入れ替える」という体の正常な修復反応なのです。
細胞培養士の視点から
細胞培養では、細胞の状態を観察しながら扱いますが、少しの環境変化でも細胞はダメージを受けることがあります。
それほど細胞は繊細な存在です。
私たちの皮膚の細胞も同じように紫外線の影響を受けています。
日焼けは「肌が黒くなるだけ」と思われがちですが、細胞レベルではダメージが起きています。
日焼け後に気をつけたいこと
皮が気になって無理に剥がしたくなることがありますが、おすすめできません。
新しくできた皮膚は未熟なため、無理に剥がすと痛みや出血、炎症、感染の原因になることがあります。
自然に剥がれるのを待ち、しっかり保湿してあげましょう。
また、日焼け止めや帽子、日傘を活用したり、日陰を選んで過ごしたりするなど、日頃から紫外線対策を心がけることも大切です。

まとめ
皮がむけるのは、細胞たちが一生懸命に傷を修復してくれているサインです。
私たちの体では毎日たくさんの細胞が働き、傷ついた細胞を新しい細胞へと入れ替えています。
この夏は、ぜひ自分の細胞をいたわる気持ちで紫外線対策をしてみてください。


